ご機嫌いかがでしょうか?
サウナグッズ研究室です!
今回は冬、絶妙にイヤ〜な静電気を避けるためのアイデアをご紹介します。
サウナや銭湯通いが好きな愛好家の皆さんは「着替え」の回数が多くなりますし、ロッカーで「バチッ⚡️」とかイヤですよね。
その中で静電気の原理のおさらいと、現実的な「静電気が起こりにくいアイデア」を共有させていただきます。
お時間あれば是非読んでいってくださいませ。
静電気の原理
静電気が起こる仕組みですが、基本的には
です。
言い換えると「違う材質のモノを摩擦すると静電気が溜まっちゃう」ということのようです。
では、何故「冬」に気になるかというと、湿度が下がってしまうため自然な放電ができずに溜まってしまうからのようですね。
静電気が起こりやすい素材(衣類)について、ライオンさんがまとめてくれていました。
(引用:https://guard.lion.co.jp/eleguard/coordinate/)
さすが「暮らしをみつめる」ライオンさんです。解像度が高いですね。
簡単にいうと、上の表で「遠い組み合わせでの摩擦」は静電気が溜まりやすいということです。
最初のイラストはおそらくこんな感じでしょう。
数秒の摩擦で静電気が貯まる組み合わせは、上の表で言うと「かなり遠い組み合わせ」になっていますね。
実は引用元のライオンさんの記事を読んでいただいてもわかるように、
冬場、静電気を避けるなら「出来るだけ近い特性の生地の組み合わせ」が有効というわけなんです。
なので「ポリエステルのインナーに、ウールのセーター」の組み合わせはかなり静電気が溜まりやすいです。
静電気を避けるためのアイデア
同じ素材で重ね着する
上記の素材表で、「同じもの」ないしは「近いもの」が重なり合うスタイリングを考えるのは静電気対策として有効そうです。
個人的な体感ですが、「素材の組み合わせ」を気にするのは「上半身のみ」「下半身のみ」で分けて考えるだけでも効果がある気がしています。
もちろん「全身ウールです」とか「全身ポリエステルです」とかの方が静電気が起きにくいですが、そればっかり気にしててもファッションを楽しみにくくなる気がしますもんね。
例えば「ナイロンのダウンJKT」を軸に「ウールのセーター/ウールのインナー」で揃えるとか、
さらに、「ポリエステル100%のインナー」を軸に「ポリエステルのニット」と「裏地:ポリエステル 表地:レザー」のスタイリングも良さそうです。一見遠い組み合わせですが、「擦れ合うのは同じ素材のみ」です。
壁を手のひらで触る(アスファルト、木、紙のもの)
静電気はゆっくり逃せば「バチっ⚡️」とこないらしく、それを利用しているのが「静電気除去シート」らしいです。
とはいえ「静電気除去シート」を携帯するのも面倒なので、サウナ施設に入る時などは「アスファルトの壁」「木のテーブル」などに「手のひら」で触っておくと防止できそうです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
寒さと乾燥が強くなる時期に向けて、いいタイミングで記事化できたと思います。
個人的に去年まではあまり気にしてなかったのですが、サウナのロッカーとかで「バチッ⚡️」となるのが地味にストレスだったのですが、今年はまだ一回も来てないので効果がある気がしています。
「静電気」という視点を持って秋冬のスタイリングを組むのも、個人的にはファッションの楽しみに奥行きがでておすすめです。
この記事が皆様の「良きサウナライフ」のお役に立てば幸いです。