ウィスキング

ウィスク(ヴィヒタ、ヴェーニク)について

ご機嫌いかがでしょうか?ポニョリオンです。

今日はウィスキングで欠かせないアイテム、サウナウィスクについてちょっと書こうかなと思います。お時間あれば読んでってください。

サウナウィスクを巡る冒険

サウナウィスクは直訳すると「サウナほうき」となります。

木の枝を束ねてほうき状にしたもので、サウナカルチャーが盛んな国では特に珍しくもなく、生活用品のようなノリで目にする感じ。

種類も豊富だし、手配も簡単で、ウラジオストクを訪れた際には「イオン」みたいなスーパーマーケットや、公衆バーニャの受付などでちゃちゃっと買えるという環境でした。

これまで、しらかばスポーツでウィスキングをする際は基本的に海外通販でちびちびと5本とか10本とかでいろんなメーカーさんから購入して使い比べていました。

メーカーさんによって、サイズ感、価格、送料、納期、決済手段、「やる気」などがマチマチで、

いくつかのメーカーさんから購入→試す

を繰り返し、お気に入りのメーカーさんが決まりました。

よっしゃもうこのメーカーさんでいくぞ!となりバチーン!と発注して

届くのを待っていたある日。

事件が起こりました。

税関からの手紙

帰宅すると見慣れない封筒が投函されており、

「いやーな予感」を胸に、開封すると横浜税関からのお手紙で

「植物の輸入には証明書が必要です」みたいなことで、

いくつか書類が入っていました。

取り急ぎ書類に書いてある電話番号に電話すると、

「発送時に輸出元で発行された証明書がないと、当該の荷物は検疫で引っかかり、横浜税関で焼却処分もしくは返送(しかも送料はメーカー着払い)」とのことでした。

「とはいいつつ、これまでスルーだったからいいじゃないっすか〜笑。

次!次からは絶対証明書つけるんで今回だけ!見逃してちょんまげ〜!」

みたいなノリはもちろん一切、一っ切!通用せず、

「燃やすか、返すか、証明書を提出してください」の悲しい3択問題。

数日間は保留で税関で預かってもらえるとのことだったので、

メーカーさんにメールで報告。

めちゃめちゃ理解のあるメーカーさんで、

メ:「え?まじで?うわ〜こっちでも調べてみるわ〜。

でも燃やすとか草w」

いうて数日、

メ:「いや〜。日本の検疫だと輸出ダメっすね。どうしる?」

ワイ:「とりあえずまだまだお宅さまで買いたいので、申し訳ないけど今回の分返送で、送料着払いだけど面倒見てくれる?で、ついたら次のオーダー分に適当に混ぜてくれろ。で、厄介なのが証明書の手配なんすけど、納期と見積もりももらえます?」

メ:「りょ」

〜数日後〜

メ:「証明書高杉ワロタw どうしる?」

ワイ:「高い〜!高すぎる〜!ワイ涙目w ちょっとまってクレメンス」

〜数日悩む〜

ワイ:「悩みました。。。しかしながら日本のサウナ、ウィスキングの広がりには御社の力が不可欠との結論に至りました。年間●●本という目標に対し、全力でコミットし、アサインし、KPIを回すことによってソリューションをPDCAしますので、証明書代ちょっとまけてくれ」

メ:「証明書代はまからん!けどウィスク代はちょっとまけちゃる」

ワイ:「りょ。じゃあ見積もり書くれ」

メ:「ほい」

ワイ:「(カキカキ)...じゃコレで発注おなしゃす!」

メ:「りょ。じゃ証明書作ってもらえ次第発送しる」

ということで、やっと届いたわけです。

明らかに生活に支障をきたす箱で。

文化や商習慣の違い

「文化として根付いているかどうか」

でこんなに手配が大変になるんですよね。

全く形になってないのであまり人には言ってなかったのですが、

実は「国産のサウナウィスク」もかなり模索しました。

大きくは国、県から、細かくは木工作家さんやきのこ栽培メーカーまで

「サウナウィスクっちゅうのがあって、なんとか手配できんじゃろか?」

みたいな問い合わせを、大げさでなく100件以上問い合わせました。

欲しいサウナウィスクの価格、安定供給、サイズ感。

木を扱う人たちの既存の商習慣。

の噛み合わせが悪く、僕らのような規模ではなかなか

「よっしゃそれやりましょう!」と言えないな〜という感じでした。

個人的には「まだまだ個人レベルでは無理」という印象です。

ぜひパワーとビジョンのある人が取り組んでくれたら嬉しいです。

※細かくはかけないので端折ってます。詳しく聞きたい人は共有するので声かけてください。

サウナウィスクの手配について

「税関で止まっちゃう」のは割と運ゲーのようです。

僕は過去8回くらいはスルーされてましたが、

本数も少なく、購入回数もそれほどない人でも引っかかったりしたようです。

ので、「いついつまでに絶対に欲しい」というのがなければ、

海外通販が安いと思います。

※すでに日本むけの発送で同様のことが起こってしまった経験のあるメーカーさんは、日本への発送自体やらないところもいくつかあります。

現在、僕個人の販売サイトで売ってて「たけぇな〜」と自分で思います笑

申し訳ないのですが、どうしてもこの値段になっちゃうんですよね。

なので少しでも安くできるように、

「僕の発注サイクルと合わせて、数量をある程度まとめてもらえれば、ちょっぴり安いですよ」

というプランを作りました。

→コチラ

今回は2/24(月)23:00まで受付 → 3/末〜4/上発送予定です。

毎月かわかりませんが、定期的に受注する予定です。

納期はかかりますが、証明書が付くので税関で引っかからないはず!

コレも本当は、パワーとビジョンと物置がある人がやってくれたら嬉しいんですけどね〜笑

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