ご機嫌いかがでしょうか?
サウナグッズ研究室の中村ポニョリオンです!
今回は 「バズーカ岡田」(日体大教授 岡田隆)さんとの『公式コラボ』についてのご紹介となります。
そもそも「サ研と岡田先生(ボディビルダー)のコラボってどういうこと?」と思われる方も多いかと思います。
その辺りをわかりやすく説明できればと思って書かせていただきました!
もしご興味あればぜひ読んでいってください。
コラボすることになったきっかけ
サウナグッズ研究室は2017年からスタートしたサウナグッズブランドです。
ディレクター兼デザイナーの私が2023年末ごろから「筋トレ」にハマりました。
そのきっかけは「筋トレ有識者」に、「やり方」を優しく教えてもらったからなのですが、
その「筋トレ有識者たち」におすすめされたのが「バズーカ岡田」さんの動画。
https://www.youtube.com/@bazooka_okada
それから書籍を購入したり、動画を見たりして感じたのが
「岡田先生の感じ、めっちゃいいな」でした。
健全な知識をベースにしつつも、狂気にも似たエンタメ性があり
「いいものをできるだけヘルシーに広めたい」という根底にある意思みたいなものを感じ、勝手に共感しておりました。
その後、自主企画イベント「健康大市(けんこうだいいち)」を主催するにあたって「イベントゲスト」としてお招きし、
せっかくだから「一緒にモノづくり」したいなと思ったのがきっかけです。
リリースまでの流れ
私自身が「服好き」なので
筋トレにハマってから「ジムにいる人は何を着てるのか」とか
「筋トレするとき自分だったら何を着たいか」とか
「グッとくる古着のボディビルウェア(トレーニングウェア)」などのリサーチを進めていました。
※「服好き」としてのスタンスはコチラの「サウナパンツ解剖記事」などをみていただければ伝わりやすいかと思います
そんな中でサウナグッズとは別のフィットネス系レーベルを作ったりもしてました。
ジムや古着のリサーチを経て、「ボディビル/トレーニングウェアの面白さ」を感じながら、「自分が着たい」アイテムを模索する中で、せっかくなので「岡田先生にも話を聞いてみたいな」と思い立ち連絡させていただきました。
その時にサンプルとしてお持ちしたのがコチラの動画でも着用していただいていた
80-90年代の「バギーパンツ」と「ラグトップ」。
※購入したのは「古着」ですが、左のパンツは現行でも見つけられました
僕が「グッときた」80-90年代のボディビルダーのイメージはこんな感じです。
「平均値から外れた身体」を包む「衣服」の面白さを感じていました。
そして岡田先生にお見せするととても懐かしそうに「うわ〜コレコレ!こういう感じでしたね〜。」という反応で、
とても嬉しそう、楽しそうに試着してもらえたのが印象的でした。
おそらく「インターネット普及前からニッチな分野(例えばボディビル)を好きだった人」は、
一つの雑誌を何度も繰り返して読んだり、同じビデオを何回も見て学んだりした経験があると思います。
そういった記憶に刻まれた「アイテム」と再開する時、人は一瞬にして「少年の心」に戻れるなと感じました。
試着していただいた時に、それ以外のお話もたくさんさせていただいた上で「一回一緒にやってみましょう!」となりました。
こだわりポイント
Takashi Okada Phd.ネーム
まず今回制作させていただいた「Takashi Okada Phd.」ネームについてです。
個人的な感覚ですが「バズーカ岡田」(エンタメが強い面)さんというよりも「岡田隆(日体大教授)」(インテリジェンスが強い面)に共感があり、ある種の「共同研究成果」としての「衣服」を提案したいという気持ちがあってデザインさせていただきました。
岡田先生からは「日本らしいデザイン」として国旗のモチーフのリクエストがあったのでそれも盛り込みました。
ボディビルでも知性でも「世界を舞台に切磋琢磨する意識」のある方らしく仕上がったと思います。
日本の文化由来のサウナパンツの型紙
岡田先生は「ファッション」にはそこまで関心が高くない(本人談)のですが、「衣服の構造や歴史」については興味深く聞いてくださります。
その中でも「サウナパンツの構造と歴史」は気に入っていただき、ボトムスには全てその型紙を採用しています。
実際の「トレーニングでとりうる姿勢」=開脚してしゃがむ、ベンチに寝そべる、ストレッチで床に座るなど
に追従しやすい型紙になっています。
「平均的ではない身体」から「平均的な身体」まで
私が「サウナグッズ研究室」として「リラクシンなウェア」をユニセックスで展開しているので、その知見を活かした工夫を盛り込んでいます。
「平均的ではない身体」=マッチョ、ガチムチ体系 はもちろん似合うように
しかし、「平均的な身体」でもおしゃれに着れるように作っています。
自分自身が「筋トレガチ勢」というよりは「生活の一部として楽しんでいる」=「筋トレ"エンジョイ"ガチ勢」だと思っていて、
そんな自分が「筋トレを続けることで似合い方が変わっていく」=自分の身体の変化に気づきやすい服 があるといいなと思っていたので、そういう感覚も盛り込んでいます。
トレーニングと「生活」をつなぐ
「トレーニングと日常」をつなぐ=色々なシーンで使いやすいアイテムでありたいと思っています。
例えば「靴を履いたままでも脱ぎ着しやすい」機能。
これは自分がジム通いしている際に思いついた機能ではありますが
ウエイトトレーニングでなくとも、他の運動競技やテントサウナイベントなどでも便利に使えると思います。
生地選びや細かいディテールは、サウナ通いにも使いたいと思える要素を散りばめています。
「快適さ」は「なぜかついつい手にとってしまうお気に入りの服」に繋がりますし、
またそういういわゆる「着るやつ」を作りたいなと思っています。
今回の取り組みについて「岡田先生とのスペシャルPodcast」を収録しましたので良かったらこちらも聞いてみてください!
Podcast
おわりに
初めてのチャレンジにはなりますが
「衣服の面白み」と「快適さ」のバランスが取れたコレクションに仕上がったと思います。
もっと「実際のトレーニングに寄せた企画」にもチャレンジしたいですし、岡田先生やその周りの人との「別注モデル」なんかもできたら楽しそうですよね。
今回制作した「個別のアイテム」についてはより詳しい説明が各商品ページにあるので気になる方はぜひご覧くださいませ!
※各アイテムページのリンクを貼る※
それではみなさま、引き続き「良きトレーニーライフ」「良きサウナライフ」をお送りくださいませ。