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ナローコールワイドタックサウナパンツ-BONTAN-のご紹介

ご機嫌いかがでしょうか?

サウナグッズ研究室です!

今回は「ナローコールワイドタックサウナパンツ-BONTAN-」のご紹介です。

「軽くて動きやすいワイドタックパンツ」をお探しの方は、ぜひ読んでいってくださいませ。

サウナグッズ研究室

ナローコールワイドタックサウナパンツ-BONTAN-

「-BONTAN-の意味が伝わりやすいかな?」ということで「短ラン」とスタイリングしてみました。

以前から「ヤンキー文化」に取り憑かれ、リサーチしてきた「変形学生服」

特に用途が無い「Vカット」や「その深さ」を競い合ったり、サイズスペックの一つでしかない「ワタリ(太ももの部分です)」を極端に意識する「謎の文化」

知らない人からすれば些末だったり、どうでもいいかもしれないポイント「こだわる」という点が「サウナ文化」とも共通点があると感じました。

掘れば掘るほど面白いその「ロマン」に惹かれ、「サウナパンツの持つ快適性」とミックスして制作させていただきました。

生地について

今回採用したのは「細畝のコーデュロイ」です。

「冬物衣料」のイメージが強い「コーデュロイ」ですが、実は「夏向け衣料の生地」として開発された歴史があります。

また日本では「コール天」とも呼ばれています。

生地を「畝(うね)」状に織る(=厚い部分と薄い部分ができる)ことで薄い部分の風通しが良くなるのと共に、製品としての「軽さ」が出せます。

この畝が「とても細い」(=軽くて涼しい)「細畝コーデュロイ」を採用しています。

使用する生地の面積が普通のパンツと比べてかなり大きくなってしまう今回の企画にはピッタリ。

「製品での重さ」を手持ちのデニムパンツ、テーパードサウナパンツ2.0と比べてみます。

デニムパンツ(32x34程度):651.1g
テーパードサウナパンツ2.0:309.2 g
ナローコールワイドタックサウナパンツ:282.8g

となってます。

「一番生地の分量を使っている」のにも関わらず一番軽いですね。

これは春夏衣料の「快適性」において重要なポイントかと思います。

 

タックの数について

ヤンキー文化を深掘りしていくと、先述のように「謎の価値観」がいくつも出てきます。

今回の企画では「1タック」か「2タック」どちらを選ぶかが問題でした。

個人的に「2タック」ラルフローレン感が出て好きなのですが、

見た目での「リラックス感」を出すとなるとちょっと「カチっとしすぎ」かも?など悩んだ末に思い出しました。

「その時代を"駆け抜けた"有識者がサウナ界にいるじゃないか!」

「サウナを愛でたい」で明かされた「上野カプセルホテル&サウナ北欧」の支配人菅さんの勇姿を思い出しました。

というわけでちょっぴりお話を伺いました。以下、インタビュー形式でお送りします。

北欧支配人菅さんへのインタビュー

サ研:実は最近「変形学生服」に惹かれているのですが、その時代の空気感がわからないんですよね…

ちなみに菅さんって「短ラン」とか「ボンタン」とかリアルに着ていた世代ですか?

菅さん:そうですね。その世代だと思います。

サ研:うわすごい。ちょっと聞きたいんですけどこの「Vカット」ってどういう意味ですか?他にも…(なんか色々聞く)

ちなみに菅さん自身は「短ラン派」ですか「長ラン派」ですか?

菅さん僕は先輩から無理やり7千円で買わされた「長ラン」を着て学校に行ったら、別の先輩から「何イキってんだ」ってことで、長ランの背中を裂かれて「セミ」みたいな状態にされました。

サ研:え?別の先輩から買わされたのにですか?

菅さん:そうです。その説明もしましたがダメでしたね。

サ研:そういう「見た目」と「実力」(ケンカ強いとか?)が「見合ってない」とみなされるとそういう悲劇が起こるんですかね?例えばなんか怖い人にシメられたり街で絡まれやすくなるとかそういう。

菅さん:そういう時代だったと思います。

サ研:実はうちで「ボンタン」派生のサウナパンツを作ろうと思ってて、「1タック」か「2タック」で悩んでいます。

仮に僕がヤンキーで「2タック」もしくは「1タック」を履いてる場合、怖い先輩からシメられちゃう可能性はどちらが高いですか?

菅さん:それは絶対に「2タック」ですね。

サ研:そうなんですね!めちゃ怖いですね。「1タック」にします!そういえばこの学生服ブランドの…(他にも色々聞く)

というわけで「1タック」にしました。(怖いので)

しかしシルエットをリッチにしたかったので「1タック」ではありますが「2タック」分くらいの分量を入れ込み、

タックの深さもたっぷり取りました。

その努力もありワタリは脅威の「44cm」を実現。

ちなみに「2タックのボンタン」でも「ワタリ」はこんな感じ(38cm)です。

「1タック」なのに「2タック以上のサイズスペック」という、「校則の抜け道」を探す楽しさみたいなのがありました。

これなら怖い人に絡まれるリスクも軽減できます。

このタックによって運動量をたっぷり準備できるので、先述の軽さと併せて「軽くて動きやすいストレスフリーなパンツ」ができました。

また、シルエットも本来の「角張ったサイドの張り出し」感を「丸みの出るナチュラルな型紙」にしてあります。

「リラックス感のある普段着」として、「春夏を軽やかにサウナに通うためのパンツ」として収まりのいい仕上がりです。

 

色展開について

生地は同じなのですが単色3色/デニム調2色となっており、少し金額が変わります。

今回の企画は「残反」を使用しているので追加生産が難しそうです。

気になる方はお早めにご注文いただければ幸いです。

ナローコールワイドタックサウナパンツ-BONTAN-

アイボリー


Narrow Corduroy Wide Tuck Sauna Pants -BONTAN- アイボリー

ベージュ


Narrow Corduroy Wide Tuck Sauna Pants -BONTAN- ベージュ


オリーブ


Narrow Corduroy Wide Tuck Sauna Pants -BONTAN- オリーブ


続いてはデニム風の2色です。

ライトブルー(ステッチはライトグリーン)


Narrow Corduroy Wide Tuck Sauna Pants -BONTAN- ライトブルー

インディゴ(ステッチはレッド)

Narrow Corduroy Wide Tuck Sauna Pants -BONTAN- インディゴ

おわりに

いかがでしたでしょうか?

サ研的にこの「ワイドタックサウナパンツ」の形がとても気に入っています。

今後生地を変えたり、マイナーチェンジで色々作っていけたらなと思っています。

また勘の良い人はお気づきかもしれませんが、

「変形学生服」には「ボンタン」と並んで人気だった「あの極太パンツ」もありますよね。

そちらも鋭意準備中ですのでお楽しみに。

それではみなさま「良きサウナライフ」をお送りください。

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