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『香る水風呂』のご紹介

こんにちは!

「サ研」ことサウナグッズ研究室です。

今回は2022年3月1日リリースの新作の一つ目「香る水風呂」の紹介です。

お時間あれば是非読んでいってくださいませ〜。

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プロローグ

携帯するロウリュウの製作をお願いしている地元金沢のKAPPA堂さん。実は「せっけん」や「お香」などもオリジナルで展開してらっしゃいます。


携帯するロウリュウのサンプルなどを依頼している時から、ミントの清涼感を生かした「焚く水風呂」(仮)を作りたいな〜と思い、数年に渡りサンプルを作成して試してきました。

そして去年の夏の終わりに、納得のいく仕上がりのものが一旦できたのですが、「コロナなどでの在宅ワーク時、水風呂後のような清涼感を持ちながらも、おうちでの気分の切り替えに役立つといいかも」と思いつき、秋冬にかけて若干の修正を加えて今回リリースします。

ところで皆さんは「smellscape」(スメルスケープ)という言葉をご存知でしょうか?コレはlandscape(景観)やsoundscape(音景)などに類する「香りから感じる景色的な広がり」みたいな意味の言葉です。

コレ↓の香り版のイメージの言葉ですね。


今回リリースする3種類はこの「smellscape」という言葉を元に「部屋の中にいても別の空間につながるような」イメージで制作しました。

また、個別に「香原料」=精油などの元となる素材をそのまんまブレンドしているのもこだわりポイントです。お香をよ〜く見ると、それぞれその素材がちゃんと見えます。


燃焼時間は一本、35〜40分。個人的にはとてもちょうどいい長さです。

テントサウナなどの休憩エリアで焚くのもおすすめです。

では3種を個別にご紹介します。

“香る水風呂”【思索の森】


水風呂から上がった時のような爽快感のあるミントの体感を軸に、

「自分の考えを深めるための森の中の散歩」をイメージしたSmellscape(香りの光景)で作成しました。


こちらにミックスした香原料は「乳香(にゅうこう)」(=フランキンセンスやオリバナムとも呼ばれる樹脂)で、歴史は古く「キリスト生誕のお祝いに贈られた」とも言われています。ウッディ&スパイシーでありながら「ふっ」と心が軽くなる清涼感のある後味も魅力的です。

※ちなみに携帯するロウリュウ全種にも入れてあります。


精油として使っているのはジュニパーとサイプレス。静かで穏やかな香りが、「静謐な森で考え事をしながら散策している」イメージの仕上がりです。

“香る水風呂”【再開の丘】


水風呂から上がった時のような爽快感のあるミントの体感を軸に、

「前向きに何かをリスタートするための見晴らしの良い丘」をイメージしたSmellscape(香りの光景)で作成しました。


こちらにミックスした香原料は「パロサント」で、「聖なる木」などとも呼ばれ魔除けや浄化に使われてきました。そのまま焚くと濃密な甘く神聖な香りが立ち込めますが、今回は砕いてアクセント的に使用しています。


精油として使っているのはプチグレンとライム。柑橘系の「ワクワクするような香り」と、パロサントの甘美な”濃さ”のバランスが絶妙にできたと思います。「遮るもののない、柑橘類が生茂る丘で深呼吸する」ようなポジティブさとエネルギーを引き出す香りです。

“香る水風呂”【薬草の庭】


水風呂から上がった時のような爽快感のあるミントの体感を軸に、

「ハーブと土の力に励まされる小さな庭」をイメージしたSmellscape(香りの光景)で作成しました。

こちらにミックスした香原料は「ローズマリー」で、料理などにもよく使われており、親しみのあるハーブの一つ。効果や効能、またイメージ的な象徴(信頼・誠実・若返りなど)も多くあります。香原料として焚いた時には「スッキリ感」や「浄化」のイメージのハーブ系の香りが特徴です。


精油として使っているのはヨモギとジンジャーグラス。ヨモギの「土を感じさせる香り」と、ジンジャーグラスの「温かい香り」がローズマリーと混ざり合い、「ハーブを植えてある庭で、土いじりをしながらじっくり自分と向き合う」ようなイメージに仕上げました。

さて、いかがでしたでしょうか?

上記の3種と、「フルセット」の4種類で

3/1 0:00〜発売予定です。

一足先に僕はもうハマりまくってます笑

是非お試しくださいませ。

また、同じタイミングで別の新作もリリース予定です。そちらも追ってご紹介させていただきますね。

<撮影> C STUDIO (yuconakamura.com)

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