こんにちは!
「サ研」ことサウナグッズ研究室です。
今回は2022年2月リリースの新作商品のご案内です。
2022初の新作紹介です!
お時間あれば是非読んでいってくださいませ!
プロローグ
2020年に分析した「ニューウイングさんの館内着」。
「アパレルの知見がないのにもかかわらず、サンプルのダメ出しだけでラグランスリーブに辿り着く」という吉田支配人の感性に衝撃を受けました。
その「感性」を持って「名物館内着の”次回作”を作ったら面白いのではないか?」と思い、共同で企画したアイテムができました。
ニューウイング吉田さんが欲しかった館内着の「先」
今回は春らしく、夏先まで着れるようにミニ裏毛のスウェット生地を採用。
袖先をカットオフにしてラフに仕上げました。
Tシャツとスウェットの間のちょうどいい肉厚なのでカットオフ仕様もみすぼらしくなくていいです。
個人的にこういうハンパ袖は「着るヤツ」になる可能性高い傾向にありますね。
吉田さんのこだわり「肩まわりの動きが楽ちんなのがいい」という思いを受け、ヴィンテージスウェットなどで見られる「フリーダムスリーブ」をサ研的に解釈した「オリジナルフリーダムスリーブ」で仕上げました。
ラグランスリーブの特徴である「肩が回しやすい」に、さらに脇下にパネルをプラスすることで「腕を縦に動かす」可動域を確保しました。
「コスト的に高くなるから」と、今や[YA○CA]などの「古着に対する理解度の高い、値段もそれなりにカッコいいブランド」くらいでしか見れない「フリーダムスリーブ」を搭載できたのが個人的に満足度の高い仕上がりです。
さらに拘ったのが「前後差をつけたアーチ状の裾」です。
元々のニューウイングさんの館内着では「腕をあげた時にお腹が見えるのがイヤだから着丈を長くした」というストーリーがあるのですが、そのまま作ると少し「ルーズに見えがち」「合うボトムスの幅が狭くなる」ので、アーチ状にしてスッキリ見えるように配慮。
後ろを少し長くすることで「前屈みになった時も背中が見えにくい」設定をプラス。「ボトムスを選ばない」使いやすいシルエットだと思います。
ド無地のカットソーだと「柳橋が愛したスウェット」とかぶるので、何かネタないかなと考えた時に、現在ニューウイングさんで運用されている「テルマーレ改」が実は「ロシアのバーニャ」の知見などが反映されていること、定期的にサウナウィスクを設置するサービスを行っていることを引っ張ってきました。
サウナウィスクの図案と、スリョーフキムパラム!(蒸気を祝福せよ)の文言などを、デッドストックのソ連(!)時代のトランクスに貼ってあったフラッシャーの図案を参考に作成しました。
ちなみに日付が2021-07とありますが、ファーストサンプルの「長袖バージョン」を作ってから、袖丈の検討、着心地や「オリジナルフリーダムスリーブ」のパネル調整などを経てやっと今リリースしたという感じです。
名前は「ニューウイング吉田さんと作った館内着改」にしようかなと思います。
ラフでカジュアルなんだけど、大人が来てもルーズになりすぎず「おさまりの良い品のある一枚」になったと思います。もちろん普段使い〜サウナ通いにも最高です。
ワンサイズ展開です。
男性モデル:168cm
女性モデル:151cm
ちなみに最終サンプルを差し上げた吉田さんがめちゃくちゃ気に入ってくださって、寒い時期にもかかわらずかなりの頻度で着用してくれました。(twitterでよく拝見しました。)
同時に追加が上がった商品
一色展開にもかかわらず「予備買い」「奥さん(彼女)に取られた」などの理由でリピート購入がちょいちょい出てきたマスターピース。
「柳橋が愛したスウェット」も完売間近で若干数追加上がりました。
これも3〜5月くらいまで「着るヤツ」になる可能性大なので是非ご検討いただきたいです。
個人的に「予備買い」は企画段階で柳橋さんがおっしゃっていた「気に入っているのにもう買えない」を彷彿とさせるエピソードでグッときますし、「奥さん(彼女)に取られた」というのは、それだけで丼めしが食えるくらい”味”があります。(女性に気に入られるのはとても嬉しいです)
また、こちらも真冬にリリースしたにもかかわらず好評いただき、長野にあります「ホテルグランフェニックス奥志賀」様では公式のレンタルアイテムに採用していただいたテントサウナパンツも若干数追加上がりました。
この辺ビシッ!と在庫揃うのは割と良いタイミングだと思いますので、是非このタイミングでご検討いただければ幸いです!
来月は少し雰囲気の違う新作も紹介できそうなのでお楽しみに。
<着用モデル>
男性:黒田さん168cm(ウィスキングマイスター/サウナ愛好家)
女性:戸川さん151cm(ウィスキングマイスター/サウナ愛好家)
<撮影> C STUDIO (yuconakamura.com)