「サ研」ことサウナグッズ研究室です。
2021年夏にサウナ愛好家の皆さまから大変ご好評いただいた
「サウナパンツ 世界の柳橋モデル」
コチラの流れをくむ新作の制作ストーリーをご紹介させていただきます!
是非読んでってくださいませ。
前回の記事→サウナパンツ”世界の柳橋モデル”をめぐる冒険
製品の紹介
今回どういうものができたのか、ご紹介します。
<柳橋が愛したスウェット>11/上旬〜中旬発売開始予定
販売サイトはコチラです。発売開始しましたらオフィシャルtwitterにてお知らせします。
【サウナ愛好家が愛用するアイテム=サウナグッズとして優秀である】
日本でもトップレベルでいろんなサウナに通う人、
”サウナを愛でたい”の名物プロデューサー、柳橋さん。
「黒しか着ない」というマイルールをお持ちの柳橋さんですが、
高頻度で着用している「黒のクルーネックのスウェット」に着目しました。
太めの首リブ、リバースウィーブの脇仕様と、それと矛盾するような独特のサイズ設定。
(↑男性モデル:178cm)
それらから生まれる特徴的なシルエット。
(↑男性モデル:168cm)
シンプルですが、気の利いた仕様で、とても似合っていました。
「気に入っているけど、もう買えないんですよね〜。」
とおっしゃっていたので、現物をお借りしてリプロダクトしました。
サウナグッズ研究室として「より使いやすく」アレンジしたのが生地。
厚手の裏起毛のプルオーバー=サウナ愛好家には「意外と熱い」生地を
3シーズン使いやすいミニ裏毛にアレンジ。
「定番」かつ「トリッキー」な「長く愛せるスウェット」ができました。
ワンサイズですが、
ユニセックスでも使える仕様です。
女性が着ても可愛いと思います。
(着用モデル女性:163cm)
(↑着用モデル女性:151cm)
個人的には「ニットっぽくも使える緩めのスウェット」という感覚で、中にシャツとか着ても絶対いい感じ。
柳橋さんの着用画像と驚きの感性
↓コチラ、元になったスウェットです。わりと最近のショットですね。
万平蒸祭@Mt.FUJIでも着てる。
今回、厚い生地から中肉の生地に変更するにあたって
当然「厚い生地」から「薄い生地」に変えるので、着心地やシルエットが変わらなくなるように各所を「調整」したものをサンプルとして制作したわけですが、
脇がガバッとしてるので、「脇周りはまぁ矛盾なければいいか。なんかあったら直せるし」と「調整なし進行」しました。
で、1stサンプルが上がって柳橋さんに着用して確認してもらったのですが、
「コレなんか脇というか腕まわりのシルエットがちょい細いですね」
と言われました。
全然タイトなシルエットのものではないのに!
ちょっとサボった(というほどのものでもない)部分をズバリと言い当てられました。
そして修正したのがこんな感じ↓
上が1stサンプル。下に引いてあるのが2ndです。
本当にわずかな5mm〜1cmの差です。
アパレルの人からすると「スウェット製品でその差は言わないでくれ。。。」っていうレベル。
柳橋さんがアパレルデザイナーだったら工場泣かせだと思います。
修正した現物をお渡しすると
こういうやりとりが本当に楽しくてやめられませんね。
また何か一緒に作れたらいいなぁと思っています。
ここまで読んでくださってありがとうございます!
<着用モデル>
男性:マルオサさん178cm(音楽家/かた焼きそば研究家/サウナ好き)
女性:ねねさん163cm(サウナ愛好家)
男性:黒田さん168cm(ウィスキングマイスター/サウナ愛好家)
女性:戸川さん151cm(ウィスキングマイスター/サウナ愛好家)
<撮影> C STUDIO (yuconakamura.com)