こんにちは。
「サ研」ことサウナグッズ研究室です。
今回は珍しいサウナパンツについて書かせていただきます。
お時間あればぜひ読んでってくださいませ〜。
サウナパンツァーからの連絡
ある日、サウナパンツァー同志の“K氏”から
「大田区の某サウナでこれまでみたことないサウナパンツらしき物を見つけた。至急確認してくれ。」
との連絡が。
はやる気持ちを抑え、とりあえず現場に急行。
現場はコチラ、カプセルイン蒲田さん。
こちらでは「セパレートタイプ」「ガウンタイプ」の2種類から館内着を選べるのですが、今回問題なのは「ガウンタイプ」の館内着の”下”である。
こんな感じ↓の一見普通なショートパンツ。
フロントから見ると
いわゆる「右前、左前、右後、左後」の4面のショートパンツですが、、、
後ろから見ると
後身頃が一枚です。
完全にみた事ないです。ナニコレ珍一景。
図解するとこんな感じ
右前、左前は一見普通なのですが
お尻のパネルは一枚で、
後ろから見ると「前のパネルがぐるっと」きてます。
この”お尻のパネルが一枚”ってかなりモード。前衛的。
しかも横から見るとより一層エッジィです。
前の方が長いんですよ。
めちゃめちゃ違和感。そして違和感こそモード。
謎すぎる仕様です。
誰が何を考えてデザインしたのか?
しかし、上記はあくまで”館内着”として貸し出されているわけで
=サウナパンツと決めるのは若干早計かもしれない。
もちろんサウナパンツを館内着として転用した可能性も非常に高いです。
実際、サウナサンさんの旧館内着は「ガウン+サウナパンツ」でした。
サウナパンツの用件とは?
コチラの記事もぜひ読んでもらいたいのですが、
普通ショートパンツって”4面”でできてるんですよね。
コレをバラすと
こうなると。
ではサウナパンツはどうかというと
分解すると。。。
こうなるわけです。
コレは”サウナの中で履く用”に最適化するよう設計されているわけです。
要素としては「基本座っている」「あぐらをかくこともある」「立ったり座ったりする動き」などが盛り込まれています。
そこから生まれた「ゆとりの設計」「独特の3面構成」などが
サウナパンツ としての特徴と言えると思います。
ではコレはどうか?
履いてみます。
前が長いですね。ペリカンのクチバシみたいで可愛いですがなぜ長いのか?
座ってみます。
はっは〜ん。
”理解”(ワカ)っちゃいました。
コレ、汗をできるだけ床に落とさないように設計されてますね。
サウナパンツの丈だと、完全に膝上です。
座った時も膝頭が出る長さですが、
コチラは絶妙にひざが隠れます。
つまり、
サウナ内で座って
自然に手を足に置く場合に
布部分を触りやすいように設計されているようです。
不自然に前のみを伸ばす必要があるため、脇にスリットを入れて運動量を確保=ペリカンみたいな可愛さにもつながってます。
考えられてますねぇ〜。
かなりニッチな視点で企画されてます。
当然サウナ内で履くことを前提に考えられているため、
コレは完全にサウナパンツです。
興味がある方は是非蒲田で確認してみてください。
※ただし館内着として転用されてます
サウナパンツァー同志の”K氏”と一緒に作った
”蒲田くんモデル”のサウナパンツもそろそろ発売されます。
”蒲田くんモデル”を元に日常使いしやすくアレンジしてあります。
めちゃくちゃいい生地が見つかったのでシャツも作りました。
この特徴的なバックショット。
背中の運動量からくるかわいい”膨らみ”。
そう「あの施設」の館内着がモデルです。
7/末〜8/上あたりリリース予定です。
かわいいギミックもついてるので是非コチラをチェックしてみてください。
それではまた〜。