雑記

「ブーム」と「トレンド」2

前回の記事が割と仲間内で好評だったので、続編を書こうと思います。

今回も、まぁ「なんか言ってるわ」くらいに捉えてくださると幸いです。

ざっくりと前回の記事を振り返ると、

「サウナ」は現在「ブーム」の状態であり、興味がない層でもなんとなく見聞きするレベルにある。

その「シーン」の中にはそのブームの源流(ルーツ)をはじめ、

売るのがうまい人達(プロデューサー)や、ルーツに影響を受けてきた人達(ルーキー)や、さらに新規に参入する人(超ルーキー)などのプレーヤーがいて盛り上がっている。

その中にどれほどの新規の顧客が流入し、その何割が「ライフスタイルの変化」を伴う「トレンド」として「サウナ好き」になるかは現段階ではわからない。

というような内容でした。

今回は「来年どうなっていくか予想」と「シーンの中身」について書いていこうと思います。

あとは大前提として「しらかばスポーツとタコベヤーズ最高ゥ〜!」という偏った思想があるのでそういうのヤな人はここならまだ引き返せます。

どうする?どうなる?2020。

なんとなく、「サウナブーム」は割と息が長いのではないか?と感じています。

根拠はいくつかあって、

①それに変わるドン!ていうカルチャーの芽吹きが感じられない

②サウナは体感型のアトラクションで、割とどこにでもある

③サウナはハマると誰かに言いたくなる魔力がある

④ハマると先が長い

①のこれが結構大きいんですけど、なんかここ5〜10年くらいの流行りってそんな感じしませんか?特に体にまつわる系。

ターザンの表紙が去年の焼き直しで全然通用しちゃうような。(ヨガ、ランニング、筋トレのループでいけそうなイメージ。)

日本全体がワッショイしてない(新しいブームをどんどんフックアップして、設備ガンガン入れて、お金稼いでガッハッハ!がしにくい)っていうのもあると思うんですけどね。

②は〇〇にしかない!とかじゃないのでとりあえず場所の制約があんまりないし、イニシャルコストが安い(ウン万する道具とかいらない)のが新規の体験者を生みやすいのと、

③はサウナ体験は「プライベートな経験」なので信用のおける人の口コミが新規に刺さりやすいのではという意味ですね。

④はみなさん心当たりがあると思うんですけど、まさにエンドコンテンツというか、何週しても別に飽きない魅力があると思います。

なので、

2020年の前半くらいまではおそらく「ブーム」としての認知は増えると思います。

そして、折り返し地点くらいから「ヤツ」が来ます。

そう、「オリンピック」です。

日本のサウナ文化の父とも言える彼が、昨今の「サウナブーム」をメディアから消しさるものとして帰ってきます笑 映画みたいですね笑

「オリンピックをサウナで見る」人口をどこまで増やせるか?

が分水嶺になるのではないかとにらんでいます笑

ちなみに、しらかばスポーツ的には

「ロシア選手団の選手村でウィスキング→モリモリメダル量産→”東洋の神秘”としてプーチンに招かれる」

というストーリーを割とリアルに描いていたのですが、ドーピングしたボケナスのせいで暗雲が立ち込めています。。。

バルト三国ちゃんに浮気しちゃうんだからね!

オリンピック以降はなんとなく世間の空気感的に「ぼんやり」しちゃうんではないかな〜?

そんな時にオリンピック以前のムードを引きずっちゃうのはありそうだなと。

というわけで、

2020はまだギリギリサウナ「ブーム」は続く気がしていて、

新規の参入者は増えそうな印象です。

そこで重要なのが「ブーム」で入ってきた人達の「ライフスタイルを変えて、トレンドとして根付かせる」ための「シーン」がどれだけ魅力的であるか?が重要になってくると思います。

「ブーム」を「トレンド」にする役割は「シーン」が担う。

「シーン」には様々な「プレーヤー」と「オーディエンス」がいます。

前回の記事でちょっと書きましたが、「プレーヤー」には

時系列的には「ルーツ」や「ルーキー」「超ルーキー」というカテゴリがあると思います。

個人の感性的には「排他的か協調的か」を両軸におくこともできるし、

「リアルかフェイクか」「魅力の芯を捉えてるかハズレてるか」

「わかりにくいかわかりやすいか」、はたまたシンプルに「好きか嫌いか」もおけますね。

その「シーン」が「心地よい」「かっこいい」「好き」と思ってもらえる数が多けれれば、「ブーム」は「トレンド」になりやすいし、

「居心地悪い」「ダサい」「嫌い」と思われちゃうと一過性のものになりやすいと思います。

「シーン」はカルチャーにとって、すごく大事だと思います。

で、最近思うのが、

「もう誰かのなんかパクって売るのやめません?笑」です。

フックの一発目とかはいいんですよ?目立たないとだから。

目立ってから「得意なとこ」で勝負して「シーンに貢献する」のは全然アリ。

僕たちのできないことやってくれてる。拍手。(ただ、リピート発注は。。。笑)

ガンダム風にいえば

「あなたの全てが好きというわけではありません。でも、これまで一緒にやってきた仲間じゃないですか?」ってなれる。

去る!ってなったら絶対寂しいもん。

でも「パクり」「しか」やってないやつは完全に「違う」でしょ〜笑

目立ったところで、

怒られちゃったらやめなきゃいけないやんか笑

しかもそれ分かってるからコソコソやってて、

”クリエイター” ですってよ笑

しかも出てくる「サムシング」の気が利いてないっていうね。

「売れたら自分の手柄、売れなかったらネタ元のせい」

とか言ったりやったりしちゃえるんだろうなぁ〜笑

いいなぁ〜 ”クリエイター業” 楽で。

生みの苦しみも、その評価に対する責任もないんだもんなぁ〜笑

と、

昨今の音楽シーンを見て思うわけです。

あ、音楽シーンって先に書けばよかったか〜。失敗したな。

まいっか笑

2020、クリーンでヘルシーな「シーン」で新規のお客さんをお迎えしたいな〜と思う次第です。

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