雑記

「ブーム」と「トレンド」

おひさしぶりです。ポニョリオンです。

先月ウラジオストクバーニャ&ウィスキング合宿に行ってまいりました!

出国時、何故かリュックに「プラスドライバー」が入っていてハイジャック犯と勘違いされた人がいたり、テンション上がっておじさん四人で食べきれない量の食料を買い込んで食べきれなくなったり、ポニョちゃんのアレンジレシピのカップ焼きそばが意外と美味しかったりと楽しい旅でした!

バーニャとウィスキングの詳細なレポートはおいおいSaunaCamp.氏がサウナイキタイにあげる予定なのでしばしお待ちいただければと思います!

今回、これまでぼんやりと考えていたことがうまく言葉にできそうだったのでnoteでも書こうかなと思いまして。(若干大げさなタイトルですが、私見なのでもろもろ大目に見てくださると幸いです)

さて、「流行」を表す言葉って「ブーム」とか「トレンド」とかいろいろあると思うのですが、皆さんは使い分けてますか?

僕はなんとなく使い分けていて、大きく二種類あると思ってます。

1.可逆性が高いもの(一回知っても知らない状態に戻りやすいもの)

例)たまごっち、ルーズソックス(などのファッション系)など

ガンダムで言ったら可変モビルスーツ!(異論は認めます)

「そのもの」に興味がない人でもなんとなく見聞きする状態。

こういうのをなんとなく「ブーム」。

いつの間にか忘れ去られ、

そして「形を変えて復活する」ことがあるのもなんとなくイメージとしてあります。

タピオカとかそうですよね。

2.可逆性が低いもの(一回知っちゃうと知らない状態に戻りにくいもの)

例)スマホ、ルンバ、ヒートテックとか

ガンダムでいえばコロニーレーザーとかミノフスキー粒子とか(異論は認めます)

もう一回知っちゃったら知らない時には戻りづらい。

「何で今までなかったの?」って感じ。こちらを「トレンド」。

いつの間にか生活に入りこんじゃって、供給元の種類も増えて、地道なアップデートが常にされているようなイメージです。

これはスマホとかキャッシュレス決済とかですかね。

これの区分けって、その時の主観ないしは結果論的なものになると思います。

例えば2002年に流行った「ソフトモヒカン」と「おしゃれ眼鏡」は、

どちらもまずは①の状態があって、多分「おしゃれ眼鏡」は②になった。

今では色んな供給元があり、価格も下がって、サービスの質も上がったんじゃないでしょうか?

かたやソフトモヒカン (やジャンボ尾崎カット)は、多数の「気分」ではないものの、それが血肉となり、根強く支持する層っていますよね。

あと、自分自身に「そういうの関係なく好きなもの」ってあると思います。

そう考えると①でも②でも個人でどうこうできるわけじゃないし、

結果自分が好きだったらいいじゃんくらいのもんだと思うんです。

一般論ですが「流行」の状態では、その中でいろんなことがあると思います。

音楽の「シーン」に例えるとわかりやすいかもしれません。

そもそもアバンギャルドな人達(②になると「ルーツ」と呼ばれるが①で終わると微妙に日が当たらない笑)が「かっこいいもの」を愛しく思って活動していて、そこってまだまだアンダーグラウンドで実験的な状態なんですけど、

そこのポップな部分(わかりやすい部分)に特に影響を受けた「ルーキー達」(がさらにわかりやすく)が「俺もかっこいいもの届けたい!」つっていくつかできる。

ルーツのエッセンスを「わかりやすく」してるから、「ルーキー達」の方が「時代」に引っかかりやすいし、そのタイミングで、①の時代に突入する。

①の時代はアーティストやバンドだけでなく、「それを上手く売る人達」が実はめちゃくちゃ動いてたりしますよね。

そこでは「ルーツ」も「ルーキー」も「かっこいいもの届けたい」っていうのは共通しているし、また「超ルーキー」みたいのもポコポコいっぱい出てくる時期です。

ファン層でも意見がいろいろ飛び交う時期ですね。

でも「時代」は無情にも、「特に興味がない層」が飽きてきそうな段階で、「別の面白いもの」に目を向け始めるわけです。

この時、「ブーム」が好きな人(売るのが上手な人たち)は別の①のタネを探しにどこかへ行きます。

ここで、「ルーツ」、「ルーキー達」、「超ルーキー達」の中で、

②のフェーズに行ける人と大半の行けない人で別れると思います。

ここでは②のフェーズに行った人たちが、それぞれのやり方で地道に続けていくイメージです。ライブを大切にこなしたり、新しい挑戦をしてみたり。

ここで②のフェーズに行けたバンドやファンは「ライフスタイル」として根付くんですよね。

サウナは一過性の「ブーム」なのか、

はたまたライフスタイルの更新を迫られるような「トレンド」なのか?

これは個人では「トレンド」だし、世間的には何年か待たないと結果は出ないでしょう。

ただ、世間的な「ブーム」を「トレンド」に近づけるために何かやってて、現在仲良くできてる関係の人や活動はとても好きなので、地道に続けていければいいなぁと思う次第でございます。

いつか、日本でもイ○ンみたいなところでサウナハットとか買えるようになったらいいですよね〜。

サウナグッズ研究室はこちら

-雑記